夢洲もごみの埋立地!?小学校で伝えたリペアの秘密とモノを愛でるお片づけ【5R連載⑤】
2026/10/14
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーターのひがしよしみです。
5R(リフューズ・リデュース・リユース・リペア・リサイクル)をテーマにお届けしてきた連載も、今回でいよいよテーマ別の第5弾!
「Reduce(減らす)」「Reuse(繰り返し使う)」「Recycle(リサイクル)」「Refuse(断る)」に続き、今回は壊れたら直して大切に使い続ける「Repair(リペア=修理・お手入れ)」についてお届けします。
針と糸でチャレンジ!ボタンがとれた服、どうしてる?
家庭科の授業で、子どもたちにこんな質問をしてみました。
「洋服のボタンが取れちゃったとき、みんなはどうしてる?そのままポイって捨てちゃう?」
「お母さんに直してもらう!」「予備のボタンがあったかも」という声が聞こえる中、「みんなは5年生になって、家庭科の授業で針と糸の使い方を少しずつ習っているよね。
今度はエプロンも作るんでしょ?」と聞くと、「知ってるよ~!」と元気に答えてくれます。
玉結びやボタン付けを覚えたら、自分の服のボタンが取れた時にぜひ自分でボタン付けにチャレンジしてみてほしいなと思います。
ボタンを付け直したり、壊れたところを直したりして長く使ってあげること。
それは、そのモノの「命」を最後の最後まで大切に使い切ってあげることに繋がります。
夢洲も実はごみの埋立地!「あと20年」の衝撃
「じゃあ、なんでリペアして長く使うと、地球を救うことになるのかな?」
これまでの授業で、ごみは燃やして処理するという話をしてきました。
でも、ごみは燃やして終わりではありません。燃やしたあとの灰などは、海や山の近くにある「埋立地(うめたてち)」に埋めて処分しています。
ここで子どもたちに「大阪にある有名な埋立地に、みんなは去年(2025年)行ったはずだよ!」と伝えると……
「そう!去年、万博で行った夢洲(ゆめしま)は、大阪のごみの埋立地なんだよ!」
このお話をすると、子どもたちは「えぇーっ!あそこごみの場所だったの!?」と大盛り上がり!
遠足で訪れた身近な場所とごみ問題が繋がった瞬間です。
そして、もうひとつ大切な事実を伝えました。
「じゃあ、これからもじゃんじゃん埋め立てればいいのかな?実は、日本の埋立地は『あと約20年』でいっぱいになると言われているんだよ」
あと20年で埋め立て地がいっぱいになったら、ごみを捨てられなくなってしまうかもしれません。
おうちの中や町の中がごみだらけになる未来なんて、絶対に嫌ですよね。
大人が今日からできるリペア「愛着とお手入れの仕組み化」
大人にとっても、モノを修理してお手入れしながら使う「リペア」は、暮らしを心豊かにしてくれる大切な習慣です。
片づけの現場でお邪魔するおうちでも、お手入れや修理をしながら大切に使われている道具は、どこか温かく誇らしげに見えます。
大人が無理なくリペアを取り入れるポイントをご紹介します。
1. 「直してでも使いたい」お気に入りを選ぶ
安さだけで選んだモノは、壊れた時に「まぁ安かったし捨てて買い換えよう」となりがちです。購入する時に「壊れても直して使いたいか?」と自分に問いかけることで、愛着の湧くモノ選び(Reduce・Refuse)にも繋がります。
2. 「お手入れ道具」の定位置を決めておく
靴のブラッシング用品、服の毛玉取り、ボタン付けセット、接着剤などのお手入れ道具は、サッと取り出せる場所にまとめておきましょう。「どこにあるか分からない」状態を無くすだけで、お手入れのハードルが一気に下がります。
3. プロの修理サービスを賢く頼る
自分で直すのが難しい靴のソールの張り替え、包丁研ぎ、服の補正などは、専門の修理屋さんへ頼むのも立派なリペアです。プロの手で綺麗によみがえった道具を使うのは、新品を買うのとはまた違った喜びがあります。
5Rの小さな一歩が、みんなと未来の地球を守る
5Rの行動は、どれも毎日の暮らしの中の小さなひとコマです。
1回やったからといって、その瞬間にパッと地球が劇的に変わるわけではありません。
でも、「やる」と「やらない」では大違いです。
子どもたちのひとこと、おうちの中のちょっとした工夫、大人たちの選択。
その小さな積み重ねが、5年後、10年後、そして20年後の未来の地球を確実に守っていきます。
ご家庭でも「これって5Rのどれかな?」「我が家でできることあるかな?」と、ぜひお子さんと一緒に話してみてくださいね!
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この記事を書いたひと
お母さんに「花丸!」とテーマに 大阪・兵庫の北摂地域を中心に訪問片づけサービスを提供しています

