いよいよ12月7日(日)に、インテリアコーディネーターの二次試験を迎えます。
二次試験は180分の長丁場。理想を言えば、練習も本番と同じように180分を連続して確保し、集中して取り組みたいところです。
しかし、現実はなかなか厳しいものです。
家族の帰宅時間、日々の家事。そして、9時就寝・5時起床の生活サイクルでは、夜の勉強時間には猛烈な眠気が襲ってきます。3時間の空きを確保するのは至難の業です。
細切れでも、意味がないわけがない
完ぺきな環境は用意できない。でも、だからといって「やらない理由」にはなりません。私は、自分自身に言い訳せずに向き合うことを選びました。
子どもがテレビを見ているリビングでも、イヤホンで試験会場のBGMを聴きながら製図に取り組む。
タイマーを使い、合計180分以内におさまるように、細切れでも毎日少しずつ積み重ねる。
細切れで意味がないわけがない。 私は、試験が終わった後に「もっと練習すればよかった」と言いたくありません。
だから、今、やるのです。
■ 片づけにも潜む「完璧主義」という名の罠
この私の試験への向き合い方は、実は、片づけ苦手さんのお客様の「片づけ」への向き合い方と全く同じだと気づきました。
あなたは、こんな風に思っていませんか?
「片づけるなら全出ししないといけない」
「片づけるなら1日気合いを入れないといけない」
「それは難しいから、やらない」
そうです、これは試験勉強でいうところの「180分連続で確保できないから、練習しない」と同じ「オール・オア・ナッシング(全か無か)」の思考です。
本当に今、人生において片づけよりも大切なことがあるのなら、もちろんそれを優先してほしいです。あなたと、あなたの大切なひとの命にかかわるようなこと、大切な岐路に立たされている場面。そういうときは、本当に大切なことに向き合うのがいい。
でも、普段の生活の中で「時間がない」と言って片づけに向き合わないのは、暮らしの中での片づけに対する優先順位が低い証拠です。
5分、10分を積み重ねる「片づけの時間貯金」
そりゃあ、面倒でしょう。片づけても、翌日にはまた散らかる場面もあるでしょう。毎日毎日、散らかるリビングにため息をつくこともあるでしょう。モノだらけの家にいたくなくて、休日はいつもお出かけで気を紛らわせることもあるでしょう。
でも、もしあなたが心の奥底で「本当に片づけにしっかり向き合うときが来た」と感じたのなら、5分でも10分でも、今すぐ片づけてみてほしいのです。目に見える効果は小さいかもしれない。翌日には元どおりかもしれない。
それでも、あなたが片づけた事実は誰にも消せないのです。
その小さな積み重ねが、やがてあなたの「片づけ筋力」となり、「散らかりにくくなる仕組み」となり、必ず未来のあなたを助けてくれます。
試験合格への道も、リバウンドしない暮らしの仕組み作りも、結局は「今、やろう。今、片づけよう」という小さな一歩の積み重ねなのです。
このブログを綴り終えたら、私もまた製図の練習に向き合おうと思います。
あなたの暮らしの「あと回し」を「今、すぐやる」に変えるお手伝いは、ぜひ私にお任せください。
▼片づけの「細切れ時間」を効果に変えるご相談はこちらから▼

この記事を書いたひと